2019/12/08 09:46 | 昨日の出来事から | コメント(0)
ウィークリー ミーティング1209のご案内
=========================
特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2019年12月09日)
=========================
前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2019年12月02日)以降の米ドル/円は109円台半ばで寄り付き、週初にその週の高値109.72円を付けた後は週央にかけては逆に売られて下落し、その週の安値108.42円まで値を下げ、週末にかけては108円台で揉み合ってそのまま取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波A,B,Cが発生し、訂正波Aを2016年12月15日の118.66円で付け、現在は訂正波Bの中にあって、去年末までは2018年3月26日の104.62円で訂正波Bを付けた可能性が高いと申し上げてきましたが、2019年1月3日にこの水準を切ってきたことで訂正波Bはまだ続いており、その下げの目途は第1目標106.38円(到達)、第2目標103.48円、第3目標98.79円となります。
短期的には2016年12月15日の118.66円を基準として訂正波a’、b’、c’が発生し、2018年3月26日の104.62円で訂正波aを付け、2018年10月4日の114.54円で訂正波bを付け、2019年1月3日でc波を付けてそれよりも規模の大きな訂正波(a)、(b)、(c)の訂正波(a)を付け、2019年4月1日の112.16円で訂正波(b)を付けたようです。これに従えば、現在は訂正波(c)の中にあって、その下値の目途は
第1目標105.91円(到達)、第2目標104.44円(到達)、第3目標は102.06円です。
目先的には、2019年4月17日の112.16円を起点として訂正波a’,b’,c’が発生し、2019年6月25日の106.77円でa’波を付け、2019年8月1日の109.31円でb’波を付け、2019年8月26日の104.43円でc‘を付けて、それよりも規模の大きな訂正波a,b,cのa波を付けて、現在は訂正波b波の中にあってその戻りの目標は、第1目標108.29円(到達)、第2目標109.20円(到達)、第3目標110.33円です(2019年12月2日の109.72円がこれに該当するか)。
次に、2019年12月02日以降のユーロ/円については、120円台半ばで寄付き、週初は買われて上昇し、その週の高値121.01円を付けた後は週央にかけては揉み合いましたが、週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値120.00円まで値を下げて取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています。理由は、これまでの安値(訂正波A)がチャート ポイント(黄金分割比率で説明できる値段)を付けていないからです。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円(到達)、第2目標141.05円と考えていましたが、そこに至る訂正波(a),(b),(c)において、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、2018年2月2日の137.50円で訂正波(c)波を付けたことで訂正波Bを付けたと考えています。
その後は、2018年2月2日の137.50円を起点とする下げの訂正波(a),(b),(c)が発生し、2018年5月29日の124.62円で訂正波(a)を付け、2018年9月26日の133.11円で訂正波(b)を付け、現在は訂正波(c)の中にあって、その下値の目途は第1目標120.51円(到達)、第2目標115.69円(到達)、第3目標113.72円、第4目標107.91円となります。
目先的には訂正波(b)の2018年9月26日133.11円を起点として、更に規模の小さな訂正波a,b,c,が発生し、2019年1月3日の118.28円で訂正波aを付け、2019年3月1日の127.49円で訂正波bを付け、現在は訂正波cの中にあってその下値の目途は、第1目標118.32円(到達)、第2目標116.16円(到達)、第3目標112.66円です。
更に、2019年3月1日の127.49円を起点として訂正ミリ波a’’,b’’,c’’が発生し、2019年6月3日の120.78円で訂正波a’’を付け、2019年7月1日の123.34円訂正波b’’を付け、2019年9月3日の115.86円でc’’をつけ、それよりも規模の大きな訂正波a’,b’,c’の訂正波a‘を付けたようです。現在は訂正波b’の中にあってその戻りの目標は第1目標120.30円、第2目標121.68円(ほぼ到達)、第3目標123.05円です。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえて今後の展開についてお話しています。
==========================
特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2019年12月09日)
==========================
前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2019年12月02日)」以降の日経平均は23,300円台後半で寄付き、週初は買われて上昇し、その週の高値23,562円を付けましたが、週央にかけては逆に売られて下落し、その週の安値23,044円まで値を下げた後は週末にかけては23,300円台まで買い戻されて取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺(到達)、第3目標は28,000円近辺にあります。 尚、2018年1月23日の24,129円は第2目標であった24,000円近辺に該当し、中期的な値段の達成感が出て、その後は急落して調整局面入りしています。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標は、第1目標が21,931円(到達)、第2目標が26,298円となります。
それよりも規模の小さな波動としては、2016年6月24日の安値14,864円を起点として上昇波(1’,2’,3’,4’,5’)が発生し、第1’波は2017年3月13日の19,656円、第2’波は2017年4月17日の18,224円となり、2018年1月17日の24,129円で第3’波を付け、2018年3月23日の20,347円で第4’波を付け、2018年10月2日の24,448円で第5’波を付けたことで、それよりも規模の大きな上昇波動1,2,3,4,5、の第1波を付け、現在は第2波の中にあってその下げの目標値は第1目標が19,656円(到達)、第2目標が18,525円となります。
短期的には、2018年10月2日の24,448円を起点として訂正波(a)、(b)、(c)が発生し、2018年12月26日の18,948円で訂正波(a)を付け、 これまでは、2019年4月24日の22,362円で訂正波(b)を付けたと考えていましたが、2019年10月16日にこの水準を越えて来た為、波動カウントを見直しました。
新しい波動カウントは、2018年12月26日の18,948円で訂正波(a)を付け、現在は訂正波(b)の中にあって、その上値の目途は、第1目標22,347円(到達)、第2目標23,150円(到達)、第3目標24,448円です。
目先的には、2018年12月26日の18,948円の訂正波(a)を起点としてそれよりも規模の小さな訂正波a、b、c波が発生し、2019年4月24日の22,362円で訂正波aを付け、2019年8月6日の20,110円で訂正波bを付け、現在は訂正波cの中にあって、その上値の目途は第1目標22,718円(到達)、第2目標23,524円(到達)、第3目標24,828円ですが、この水準を付けるようであれば、もはや訂正波ではなくなり、新たな上昇波動に入っていることになります。
更に、足元的には、訂正波bの2019年8月6日の20,110円を起点として訂正波a’、b’、c’波が発生し、
2019年9月19日の22,255円で訂正波a’を付け、2019年10月4に日の21,276円で訂正波b‘を付け、現在は訂正波c’の中にあってその上値の目途は第1目標22,915円(到達)、第2目標23,421円(到達)、第3目標24,420円です。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
有料サイトにアクセスの上、是非、ご覧ください。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。