2019/12/03 06:05 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、11月の主要都市の住宅価格は前月比+2.0%
昨日、民間の不動産リサーチ会社CoreLogicが発表した豪の主要都市の不動産価格指数は、前月比+2.0%で、2018年8月以来、前年同月比で初めてプラスに転換しました。東海岸の主要都市シドニーとメルボルンの住宅価格が2018年6月に上昇に転じて以来、不動産価格の改善傾向はその他の地域にも広がり、不動産価格インデックスは11月にかけて4.7%上昇しています。
地域別では、シドニーが+2.7%、メルボルンが+2.2%で2019年6月以来初めてメルボルンを上回り、指数の伸びとしては1988年10月以来の高い水準となっています。また、地方でも11月の住宅価格指数は前月比+0.5%のプラスに転じていますが、前年同月比では-1.2%と引き続き下落傾向が続いています。
市場関係者は「今後は、再びシドニーとメルボルンが牽引役となって、住宅市場では更に楽観的な見方が広がるだろう」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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