2009/10/30 06:35 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1030
10,000円割れで失望売り
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デイリー チャート
昨日の日経平均は、海外市場で売られたことを受けて、東京時間は前日に比べて窓を開けて10,000を割って寄り付きました(9,941円)。 寄り付き後も更に売られて下値を試し、その日の安値9,850円をつけました。前場取引終了にかけては買い戻される局面もありましたが、午後には再び売られてその日の安値圏での取引に終始し、そのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の下限まで売られています(中立と弱気の境目)。 中期の指標が中立から弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が10,036円にあって昨日はこれを大きく下回りました。価格的には心理的な節目である10,000円を割ってきており、買い方が総崩れ状態です。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上のサイクルのように考えています。10月の上旬から新しいサイクルは、一昨日でサイクル高値をつけて今週から来週にかけてサイクルボトムを模索する時間帯のようです。 サイクル的にはサイクルボトムを確認するまでは押し目買いはできません。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティと60日間のボラティリティは、ほぼ同じ水準を維持しながら緩やかに低下しています。このことの意味するところは、これまでのトレンド(もしくは持合いが)今後も続くことを意味しており、更には値幅が次第に低下してきていることを意味しています。 今後、ますます膠着感が出てくる可能性があります。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を下回ってきましたので基本方針を戻り売りです。しかし、一方で、時間的には、弱気の時間帯はさほど長くないと考えます(サイクルボトムの時間が近いため)。また、心理的な節目である10,000円を早い時間帯に回復できるのか、それとも売り崩されるのかに注目したいと思います。
方針1:様子見
方針2:中立
追撃ポイント:10,000円を早めに回復できないようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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