2019/10/02 05:43 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、政策金利0.25%引き下げ
昨日、RBAは定例理事会を開催し、その中で、政策金利0.25%の引き下げを決定しました。理事会後のRBA総裁Philip Lowe氏の声明の主な内容は以下の通りです。
(1) 本日、理事会の中で政策金利0.25%の引き下げを決定した。これによって中期的に豪の雇用を完全雇用にし、インフレ率を我々の目標とする水準まで上昇することを期待している。
(2) 理事会は、引き続き今後の豪経済の動向を注視し、もし必要であれば更なる政策金利の引き下げも検討する。
(3) 現在の豪経済は、我々の予想よりも低い経済成長となっているが、ここにきて反転の兆しが出てきている。我々としては、6月、7月の政策金利の引き下げと政府による減税によって豪経済が反転することを期待しているが、これを一層確かなものする為に今回の政策金利の引き下げを行った。これによって今後の経済見通しはより一層明るくなるはずである。
(4) 先月には、家計の可処分所得が増加し、住宅市場も落ち着いてきている。その事が、今後の家計支出の増加を下支えするであろう。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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