2019/10/01 04:57 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、8月の貸し出しは前月比+0.2%
昨日、RBAが発表した8月の貸し出し件数は前月比+0.2%でした。事前の市場関係者の予想は+0.3%でしたので予想ほど貸し出しは伸びませんでした。内訳としては、住宅ローンが前月の+0.3%から+0.2%と伸び悩みました。一方で、企業向けの貸し出しは0.2%増加しましたが、住宅ローンを除く個人の貸し出しは前月比0.2%減少しています。
また、前年比では、住宅ローンが前年同月比では+3.1%と1976年に統計を取り始めて以来最も低い伸びとなっています。同企業向けは+3.4%でしたが、住宅ローンを除く同個人ローンは-3.4%となっています。
更に、投資用住宅ローンは前月比0.1%減少し、6か月連続で減少し、その下げ幅は1991年8月の+0.006%以来最大の下げとなっています。
市場では、6月と7月にRBAが政策金利を引き下げたことを受けて、ローンは回復すると見込んでいましたが、予想以上にその回復の足取りが重いようです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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