2009/10/29 06:38 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1029
10,000円割れ寸前
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デイリー チャート
昨日の日経平均は、海外市場で売られたことを受けて前日に比べて安く寄り付きました(10,182円)。 寄り付き直後にその日の高値10,209円をつけた後は、ほぼ一直線的に売られる展開となりました。 午後に入って、一時的に買い戻される局面もありましたが引けにかけて再び売られ、その日の安値10,060円をつけてそのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の中に再び戻されています(中立です)。 中期の指標が中立から弱気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が10,036円にあって相場を辛うじて下支えしています。価格的には、続落の弱気パターンが示現しており、調整局面が本格化しそうです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上のサイクルのように考えています。10月の上旬から新しいサイクルは、一昨日でサイクル高値をつけて今週から来週にかけてサイクルボトムを模索する時間帯のようです。 サイクル的には押し目買いはできません。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティと60日間のボラティリティは、ほぼ同じ水準を維持しながら緩やかに低下しています。このことの意味するところは、これまでのトレンド(もしくは持合いが)今後も続くことを意味しており、更には値幅が次第に低下してきていることを意味しています。 今後、ますます膠着感が出てくる可能性があります。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を下回ってくるようであれば、基本方針を戻り売り方針転換します。しかし、一方で、時間的には、弱気の時間帯はさほど長くないと考えます(サイクルボトムの時間が近いため)。また、心理的な節目である10,000円では、下支えされることも予想されます。
方針1:様子見
方針2:中立
追撃ポイント: 10,000円を大きく下回ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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