2019/09/05 04:48 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2019年第2四半期のGDPは前期比+0.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2019年第2四半期の豪のGDPは前期比+0.5%で、前年同期比では+1.5%となり、2009年の世界金融危機以降で最も低い成長率となりました。事前の市場関係者の様は前期比フラットもしくはマイナスでしたので予想ほどは悪くはなかった形になっています。しかしRBAとしては今豪のGDPを1.8%と期待し、政府は+2,25%と予想していましたので、これら両方を下回った形になっています。
内訳としては、政府支出と輸出が好調でしたが、国内の消費、住宅着工許可件数、設備投資、小売り売上ともに低調でした。
為替市場では、事前の市場関係者が予想したほどは悪くなかったので、同ドルは対米ドルで買われています。一方で、短期金利先物市場では来月に政策金利を0.25%引き下げて年率0.75%になる水準で取引されています(金利は低下、価格が上昇)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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