2019/08/29 05:30 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2019年第2四半期の建築実績は前期比-5.1%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2019年第2四半期の建築実績は前期比-5.1%でした。事前の市場関係者の予想は-1.3%でしたので予想よりも悪い数字となっています。特に住宅やマンションを除く建築に関しては前期比6.6%と大幅に下落しています。また、前年同期比では-11%と事前の市場関係者の予想であった-1%を大きく下回りました。
Westpac のエコノミストAndrew Hanlan氏は「弱い住宅建築と公共事業の減少を受けて、第2四半期のGDPを0.4%押し下げるであろう。住宅市場の低迷は今後2019年から2020年にかけて続くであろう。」と述べています。
尚、2019年第2四半期の豪のGDPは9月月初に発表される予定で、エコノミスト達は2019年の第1四半期の年率1.8%から更に失速すると予想しています(具体的な予想は月末の貿易統計が発表された後)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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