2019/08/06 05:34 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の消費者センチメントは8.3ポイント下落
昨日、民間のAiグループが発表した消費者に関するセンチメントAi Group’s Performance of Services Indexは、前月から8.3ポイント下落して、43.9ポイントでした。 その指数では50ポイントを越えると消費者が消費に対して楽観的であることを示し、50ポイントを下回ると消費に対して悲観的であることを示しています。今回の数字で、それまでの楽観的な消費者心理から悲観的に転落しました。
Ai Groupの会長Innes Willox氏は
(1) 今回の数字では、サービスを中心に大きく下落し、(政策金利の引き下げや政府による減税があったにもかかわらず)引き続き豪国内の消費者心理が脆弱であることを示している。
(2) 将来の収益に対する期待が後退している。また、消費者信頼感指数、ビジネス信頼感指数ともに低迷している。こうしたことから豪経済が広範囲にわたり、景気が失速するリスクが積み上がっている。
(3) 特に、小売りビジネスでは、売り上げ、新規受注、雇用ともに弱く、今年度に入ってもその反転の兆しが見えていない。
このリサーチは国内約200社を対象に行われ、今回の結果で、特に小売業界は8か月連続で悪化しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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