2019/07/25 05:25 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、来年にかけて政策金利は0.5%に?!
昨日、民間のWestpacのチーフ エコノミストBill Evans氏が、今後のRBAの政策金利動向に関するリポートを発表しました。 その主な内容は以下の通りです。
(1) 我々はこれまでRBAが10月までに政策金利0.25%を引き下げて0.75%になると見込んでいたが、今回、これを見直し、来年の2月までに更に0.25%引き下げて0.5%まで政策金利が下がるであろう。
(2) その理由としては、6月、7月とRBAが政策金利を引き下げたにもかかわらず、消費者信頼感指数が改善しないことがある。
(3) 更に、失業率も、現在は5.2%で推移しているが、我々は2019年末頃には5.4%程度まで上昇すると見込んでいる。理由は、豪の主要都市のあるシドニーやメルボルン、更にはブリスベンで仕事が減っていることがある。
(4) これに関連して、先週のRBAの定例理事会の議事録で、RBAは労働市場が更に悪化するようであれば政策金利を引き下げると述べており、彼らは将来的に政策金利を引き下げる事を視野に入れている。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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