2019/07/18 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第2四半期の住宅センチメントは7ポイント上昇
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した豪の第2四半期の住宅センチメントは、前期比7ポイント上昇して-8ポイントで、12か月ぶりの高い水準なりました。また、今後1年先以上のセンチメントも改善しており、一部のエコノミストは豪の住宅市場の底打ちの時期を見直す動きが出ています。
また、2018年以降、低迷していた海外らの投資家のセンチメントも7%改善しています。しかし、これは足元の豪ドル安と香港の政治的な混乱(犯罪者の本国送致反対運動)によって、豪などに不動産を求める動きが一時的に増加した要因もあります。
レポートでは「住宅市場の下落と、最近の政策金利の引き下げによって国内の新規住宅購入者のセンチメントは改善しているが、それでも長期的な平均値を下回ったままである」とし、「足元的には住宅価格の下落に歯止めがかかり、その後は1年程度、底這い状態になるのではないか」と述べています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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