2019/07/11 05:22 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の消費者センチメントは前月比4.1%下落
民間のWestpacが発表した7月の豪の消費者センチメント インデックスは前月の100.7ポイントから4.1%下落して96.5ポイントとなりました。 この指数では100ポイントを上回ると消費者のセンチメントが楽観的であることを示し、100ポイントを下回るとセンチメントが悲観的であることを示しています。
Westpac のシニア エコノミストのMatthew Hassan氏は
(1) 今回の数字では、政府が所得減税政策を発表し、6月に続いて7月にRBAが政策金利を引き下げ、シドニーやメルボルンの住宅市場の下落傾向に歯止めがかり始めたにもかかわらず、消費者のセンチメントが悪化しており、2年振りに悪い数字である。
(2) 背景には、サブ インデックスである今後1年後の経済見通しが12.3%も悪化して4年振りに低い水準となっている。
(3) 更には、今後5年後の経済に対する見通しも6.7%低下している。これに伴って家計のファイナンス(金融)も悪化するとの見通しが増加している(雇用が悪化するとの懸念が増大している)。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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