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安寄り後、終日弱含み
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き
昨日の日経平均は、海外市場で売られたことを受けて、前日に比べて安く寄り付きました（１０，２１２円）。　寄り付き後は売られて下値を試す展開となり、前場の取引終了間際にその日の安値１０，２０１円をつけました。午後入ってからは、それまで売っていた向きの買い戻しと押し目買いに支えられましたが、一方では上値も重く、１０，２００円近辺で揉み合って取引を終えました。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上限に差し掛かってきました（強気と弱気の境目）。　中期の指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が１０，０３６円にあって相場を下支えしています（目先的に強気維持）。価格的には、１０月上旬から形成していた上昇トレンドが壊れた形になっており調整局面入りしたようです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上のサイクルのように考えています。１０月の上旬から新しいサイクルは、一昨日でサイクル高値をつけて今週から来週にかけてサイクルボトムを模索する時間帯に差し掛かってきました。　サイクル的には押し目買いはできません。

ボラティリティ分析：　　
先週は、それまで２０日間のボラティリティが６０日間のボラティリティを越えていましたが、週央には６０日間のボラティリティの水準まで低下した後は、共に緩やかな低下傾向をたどりました。新しいトレンドの兆しは窺えず、現在の水準で揉み合いが続きそうです。

３．今日の方針

サイクルボトムを確認するまでは押し目買いは出来ません。値段的には１０，０００円近辺では下支えされるともいますが、これを確認する必要があります。

方針１：サイクルボトムを確認する時間帯です。
方針２：中立
追撃ポイント：特に考えていません。