2011/05/18 05:25 | 昨日の出来事から | コメント(1)
5月のRBA議事録から
昨日、今月3日に開かられたRBA定例理事会の議事録が公開され、「今後のインフレ動向次第では政策金利の引き上げを検討する事」を示唆しました。
主な内容は以下の通りです。
(1) 最近の豪の経済動向はバラつきが見られるが、金融政策としては全般的な動向を踏まえて判断すべきである。
(2) もしインフレが中期的に目標とする水準(2〜3%)を継続的に越えるようであれば、政策金利の引き上げが必要であるかも知れない(ちなみに今年第一四半期のインフレ率は3.3%でした)。
(3) しかし、足元的には政策金利の引き上げを急ぐ必要なく、今後の景気動向を注意深く評価していく必要がある。
(4) オーストラリア経済は、世界的な景気回復基調の中、堅調に推移している。
(5) しかし、国内的には今年の始めの大洪水やハリケーンによって、経済成長率は0.2%低下したと考えている。
(6) 2011〜12年にかけて鉱業部門は引き続き好調で、AUD76bnの設備投資が見込まれている。
(7) 最近の豪ドル高の影響で、製造業、海外からの観光、及び、海外からの留学産業がダメージを受けている。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “5月のRBA議事録から”
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RBAは・・
小学生並みの・・作文を書くのが・・
得手らしい・・・!