2019/06/27 05:32 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、6月の住宅価格は前月比-0.2%
昨日、民間の不動産調査会社CoreLogicが発表した6月の豪の住宅価格指数前月比0.2%下落しましたが、ここにきて2018年以来調整し続けてきた豪の住宅価格の下落に歯止めがかかり始めています。
地域別では、メルボルンでは前月比+0.1%と若干の上昇に転じ、シドニーでは、下げ幅が0.1%と前月比殆ど変らない価格となっています。これまでの月次ベースの下げは幅では2018年12月にシドニーで1.8%の下落が最大で、メルボルンでは同じく2018年12月の1.5%の下落でした。
今後の見通しについてCoreLogicは、「州都を中心に住宅価格の下落に歯止めがかかり始めている。背景には、RBAによる政策金利の引き下げと、5月の選挙結果で保守党連合が引き続き政権を維持した事で、住宅購入を検討している人の信頼感指数が改善してきていることが挙げられる」と述べています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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