=======================================
引けにかけて１３６円台に急落
=======================================
デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のユーロは１３８円前半で寄り付き、東京時間では１３７円台後半まで売られた後は揉み合いました。ロンドン時間でも同様の展開が続きましたが、NY時間に入って買われて上値を試し、日付の替わる頃にその日の高値１３８．４７円まで値を上げました。　しかしその後は引けにかけて急落し、引け前にその日の安値１３６．８２円をつけて現在も同水準で取引されています。　　　　　　　　　　　　　　　　　

2. マーケット分析

テクニカル分析: 　　　　　
長期の指標は雲の中から上に抜けています（長期的に強気です）。中期の指標も強気しています。目先の強弱を判断する線が１３３．４４円にあって、相場を下支えしています。　価格的には、８月の高値１３８．５０円に面合わせした水準で、利益確定の売りに潰されて形になっています。

サイクル分析：　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　これは１０月上旬の１２８円台で新しいサイクル入りをし、現在は新しいサイクルの上値を試す時間帯のようです。　そろそろ高値を形成して、１１月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索をすると考えていましたが、引き続き目先の高を更新しており売りから入ることはできません。

ボティリティ分析：　
先週は、２０日間のボラティリティと６０日間のボラティリティが１２％近辺で週を通じて同じ水準で推移しました。これは、それまでのトレンドが続いていることを意味し、現在はユーロが円に対して買われる局面にあります。　ボラティリティ　チャートからは今後も同じ傾向が続くことを示唆しています。

今日の方針：

基本的には押し目買いです。

方針１：１３７．３０円で買いました。　１３６円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の第１目標は１３７．８０円です。第２目標は、１３８円台前半です。
追撃ポイント：１３８．５０円を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。