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2019/05/22 05:24 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、定例理事会の議事録から
おはようございます。
昨日、RBAは５月７日に開催された定例理事会の議事録を公開しました。その主な内容は以下の通りです。
（１） 理事会のメンバーの一人は「労働市場の更なる改善を見ることが出来ないのであれば、政策金利の引き下げは妥当となるであろう」と発言した。
（２） 現在のような家計における過剰債務と住宅市場の調整局面下においては、低金利になるに従って、過去の政策金利の引き下げ効果は小さくなっている。
（３） その一方で、政策金利の引き下げは、為替市場において豪ドル安効果を生み、支払金利負担が減少して、それが消費支出に向かう事が期待できる。
また、昨日、RBA総裁Philip Lowe氏がブリスベンで講演をし、その中で「第１四半期のインフレ率が前期比フラットであったこと、更には４月の失業率が５．２％に上昇した事を受けて、失業率を健全化する為に政策金利の引き下げも検討する」と述べています。
今日のRBA総裁の発言を受けて、市場では、６月の定例理事会で政策金利０．２５％の引き下げがあるとの見方が大勢を占めています
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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