2019/05/15 04:58 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、4月の賃貸物件の空室率は2.3%に上昇
民間の住宅リサーチ会社SQMが発表した4月の豪の賃貸物件の空率は2.3%に上昇し、全体で77,664件となっています。特に、シドニーでは過去1年間で1%上昇して空室率は3.4%となっています。一方で、メルボルンは過去1年間で0.5%上昇して1.3%と比較的低い水準に留まっています。家賃については、アパートの週当たりの家賃が前年同月比で0.2%上昇する一方で、一戸建て住宅の家賃が前年同月比で0.4%下落しています。尚、SQMによれば、シドニーの空室率は2005年から統計を取り始めて以来、最も高い水準となりました。
SQMのマネージング ダイレクターLouis Christopher氏は「3月から4月にかけて賃貸需要が弱いところに、駆け込みで新築物件が供給された為に全国的に賃貸物件の空室率が上昇した」と分析し、「2019年から2020年にかけては更に空室が上昇する一方で、2020年頃には新規賃貸物件の供給はひと段落する」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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