プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

年末の辞

 統計は考えようによっては毒にも薬にもなるとかねがね思っていたが、その統計をベースにした確率が本当に恐ろしい毒となったのが今回のサブプライム問題である。  12月26日の日経新聞によると10月の下げ相場は確率では何と2…

[ 2008/12/26 00:00 ] コメント(0)

敵のエラーは味方のチャンス

 野球などのスポーツでも「相手のエラーは味方のチャンス」となることが多いし、事実そのような采配を監督なら振るだろう。  金融界も同じでこれまで偉そうに世界に君臨していたウォール街やシティがヘトヘトになった時こそチャンス…

[ 2008/12/19 00:00 ] コメント(0)

何とかならんかこの老人パワー

 高齢者社会と言われて久しいが、このところとみにあちらこちらで高齢者の集団に出会う機会が増えてきた。  たとえば平日のゴルフ練習場では2時間千円打ちっ放しは高齢者で満員であり、時としてウエイティングも珍しくない。  …

[ 2008/12/12 00:00 ] コメント(0)

忘れるな!!

 その昔「君の名は」という菊田一夫作のテレビ番組が大変な評判を呼び、放映中は銭湯の女湯がガラガラになるほどの人気だった。  その番組の冒頭で流れるナレーションが「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして誓う心の悲しさよ」…

[ 2008/12/08 00:00 ] コメント(0)

チャレンジが好き

 世間は百年に一度の災害に出遭ったみたいな騒ぎになっているが、人間の寿命なんてせいぜい3万日がいいところ。しかも働ける年数もせいぜい50年くらいだろう。  そう考えてみるとここで百年に一度のイベントに巡り合ったのはむし…

[ 2008/11/27 00:00 ] コメント(0)

円高は悪いか

 1995年と言えばひと昔以上も前のこと、当時テレビ東京でWBSのプロデューサーだった内山さんと「これからは世界中の市場がつながるグローバル化が進む」だから株式、不動産低迷の折でもありいまこそマーケットの有用性を叫ぼうと…

[ 2008/11/17 00:00 ] コメント(0)

千載一遇のチャンスがやってきた

 1960年代のアメリカの騒ぎを知っている身としては今回のオバマ大統領の圧倒的な強さは将に「信じられない・・・」と叫びたくなるほどの大変化である。  公民権法案が成立した後も、南部諸州では不穏な動きが連発し、黒人の女子…

[ 2008/11/06 00:00 ] コメント(0)

百年に一度のチャンス

 曰く「恐慌の足音」「金融崩壊」「雇用激減」「大不況」「底無し株価」などなど、新聞はもとより多少は良識と言うか経済について詳しいはずの経済誌まで、これでもかとばかりにおどろおどろしい見出しが表紙に踊り始めた。本来ならこん…

[ 2008/10/27 00:00 ] コメント(0)

錯乱には理性で

 人間が錯乱状態に陥った時にするのが「自殺と結婚」だそうだ。つまりまともに考えられなくなっている時は飛んでもない行動に走るのが人間ということになる。  結婚なんて理性的に判断すれば、人間の半分は異性なんだから、何も慌て…

[ 2008/10/16 00:00 ] コメント(0)

読書の秋、歴史に学ぼう

 マーケットは決して合理的に動くとは限らない。時には浮かれ、時には絶望的になるのだが、ではいつも市場は間違えるかと言えばそうでもなく、長期的にはちゃんとつじつまが合う。下降期にも上昇期にも目先の上げ下げを織り込みながら、…

[ 2008/10/03 00:00 ] コメント(0)