2018/02/02 05:12 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2017年12月の住宅着工許可件数は-5.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2017年12月の豪の住宅着工許可件数は、11月の12%の下落に続いて前月比5.5%下落しました。 特に、中古住宅とアパートの着工許可件数は前月比で20%下落し、投資等物件が中心であるアパートだけに限ってみると39.2%も下落しています。 一方で、本来の住宅取得目的である一戸建て新規住宅着工許可件数は前月比+1%と低めながらもプラスで推移しています。
また、民間の住宅リサーチ会社が発表した1月おCoreLogic home value index(住宅価格インデックス)は、シドニーが前月比―0.9%、メルボルンでは-0.2%、パースは0.4%下落と軒並み下落しています。一方でブリスベンはフラットでした。
CoreLogic のリサーチ ヘッドTim Lawless氏は「豪の住宅市場は、2018年を通じて下落すると考えている。 その一方で、住宅価格の下落幅が加速するとも考えていない」と述べ、今後も緩やかな豪の住宅市場の調整局面が続くとの認識を示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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