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７９円台は重く、７８円台に値を下げてくる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のAUDは７９円台前半で寄り付き、東京時間では７８円台後半で揉み合いました。　ロンドン時間では神経質な値動きながらも下値を試し、ＮＹの寄り付きにその日の安値７８．６２円をつけました。　その後は急反発して、逆にその日の高値７９．３７円をつけました。　引けにかけては再び売り物に押されて現在は７８円台後半で取引されています。　　　　　　　　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　
長期の指標は雲の上限近くにあり、中立と強気の境目に位置しています。　中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が７８．１６円にあって、昨日は相場を下支えしました。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように赤と青の線の両睨みです。　赤の線は９月中旬に始まった現在のサイクルは9月末の８０円で高値をつけて、１０月中旬のサイクルボトムに向けて下値模索する考えです（前回高値の８０円を超えないことが前提）。一方で青の線は９月下旬の７７円近辺でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクルに入っているというシナリオです。　この１ケ月間は７０円台後半の狭い範囲での取引が続き、サイクルがわかりづらくなっています。

ボラティリティ分析：　
今週に入って６０日間のボラティリティが急速に低下してきました（過去の高いボラティリティは脱落し始めているため。　一方で２０日間のボラティリティが、１７％手前までの水準で横這いか、やや強含んでいます。このまま推移すると６０日間のボラティリティは、２０日間のボラティリティの水準まで低下してくると思われます（再び膠着か）。）

２．今日の方針

目先の強弱を判断する線を越えてきていますので、売りから入る事はできません。　他のテクニカル指標は中立を支持していますが、次第に買い優勢になりつつあります。

方針１：押し目買いの目標は、７８．２０円です。７７円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：　８０円を超えてくるようであれば追撃の買いを検討します。