2011/04/15 05:41 | 昨日の出来事から | コメント(3)
オーストラリア版、詐欺!?
昨日、私のところに、差出人の書かれていない一通の手紙が来ました。 いつもは公共料金の請求書しか来ない私に「珍しいなあ、なんか、変だなあ?」と思いつつ手紙を開けてみますと、何やら訳のわからない文章に、最初は理解できませんでした。 その内容とは、
突然のお手紙に驚かれたかもしれません。私(手紙の差出人)は、スペインでプライベート弁護士をやっているXXXX YYYYYで、私の顧客(クライエント)であるポール マエハシが2003年に死去しました。 私は彼の遺産管理人で、その遺産金が6.95Mユーロあり(日本円にして何と約8.4億円!!)、 その相続人を探していましたが見つかりませんでした。 このままでは政府に没収されてしまうので、苗字が同じ名前であるあなたに “極秘 (Utterly Confidential) ” に提案したい事があります(えっ?!極秘? それにどうやって僕の名前を探し当てたの? それに苗字が同じなら誰でもいい訳??)。 そして、もし、あなたが私の次の提案に同意してくれるなら、ポール マエハシの相続金をあなたの銀行口座に振り込みたいというのです。 しかも、その提案とは、全遺産金の20%を、まず慈善団体に献金し、残りの80%をあなたと折半するというもので、 金額にして2,78Mユーロ(日本円にして3.4億円もの大金!!)が私の銀行口座に転がり込んでくるのです!!(ほんまかいなあ〜!)
いやあ〜、久々に興奮しましたねえ〜。 嬉しさのあまり心臓がバクバクし、頭に血が上って夢心地になってくるではありませんか。 だって、たまたま苗字が同じだと言う理由で、3.4億円も貰える話なんて、人生この方、こんなラッキーな話は経験したことがありませんでんしたし、御先祖様に「有り難い苗字を授かり、ありがとうございました!」と思わず手を合わせたのでした。
ですが、暫くして「待てよ、なんか変だなあ。 苗字が同じというだけで3億円も貰えるほど、自分はラッキーな人間であった試しは、今までの人生の中でなかったぞ! 第一、ポール マエハシって何だ? その漫談師みたいな奇妙な名前は!?」と、次第に、私の紅潮した顔は冷め、やがて「そうか、これが世にいう詐欺か?!」と気付き、「こんなところで喜んでいる場合ではない!」と我に帰り、逆に詐欺師に自分の名前が知れてしまった事に、腹が立って顔が紅潮してきたのでした。
読者の皆様なら、もし、こんな手紙が来たらどうされますか? 相手の提案にのりますか?
私は、今日、警察に相談に行こうと考えています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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3 comments on “オーストラリア版、詐欺!?”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
提供された金額なら・・
まず・・落ちる・・・と見切られた・・
ぐっちーなら邦貨一千万で・・乗ったかも知れない・・
でありますから・・
鼻を高くしましょう・・・
今日は囮捜査で大捕り物ですか?(笑)
お気をつけて。
警察には行かれたのでしょうか?その後の進展がありましたら、ぜひ教えて下さい。