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2016/06/23 05:21  | 昨日の出来事から |  コメント(3)

豪、5月の景気先行指数は改善


おはようございます。

昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した5月の豪の景気先行指数は、前月の-1.19%から-0.42%に改善しました。 この指数は今年の3月に過去5年で最も低い-1.53%を付けていましたが、その後は改善傾向を辿っている事が窺えます。 背景には、これまで2年間は鉱山商品価格の下落がこの指数の重荷になっていましたが、ここにきて中立にまで改善してきていることが挙げられます。

Westpac のシニア エコノミストMatthew Hassan氏は
(1) 鉱山関連の景気先行指数が、中立に改善した事は豪経済にとって非常に大きい。というのも鉱山関連価格は2016年も引き続き弱含みで推移する事が予想されるが、2011年以来ずっと続いていた下落傾向に歯止めがかかったことを今回の景気先行指数によって初めてはっきり示す形になったからである。

(2) 内訳としては、Reserve Bank-Australian dollar commodity price index(豪ドルの為替水準から見た鉱山商品価格の指数)が3.8%上昇し、住宅着工が3%上昇し、ASX200株価指数が2.4%上昇した。 その一方で、総労働時間が0.4%下落し、米鉱工業生産が0.4%下落している。

(3) 我々としては、7月5日のRBAの定例理事会では、現行政策金利の維持を決定すると予想している。その一方で、2016年第2四半期の豪のインフレ率は来月後半に発表されるが、RBAが金融政策の目標としている2~3%には遠く及ばず、8月2日の定例理事会で0.25%の政策金利の引き下げがあると考えている。

とコメントしています。

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3 comments on “豪、5月の景気先行指数は改善
  1. パードゥン より
    セルインメーは正解でしたが

     ヘッジファンドの上期の締め切りって、設定日はどのように
    決定をされているのですか?
    公開されてますか?

  2. maehashi より
    パードゥン 様

    いつもお世話になります。

    私の記憶では、基本的には6月か12月です。 一部には、それより1か月前の5月とか11月に設定しているところもあります。
    (かつてモルガン スタンレーの決算は、他の金融機関の決算12月より1か月早くて11月でした)。

    締め切りの意味がよく分かりませんが、基本的には、解約は45日前までのノーティスが多いと思います。

    基本的には、公開されていませんが、有料でこうした情報を提供しているサイトもあると伺っています。

    よろしくお願いします。

    前橋

  3. パードゥン より
    こういうプロしか知らない情報提供も御願いします

     知りたかったのは、成績を上げておかないといけないので
    利益確定の売却を集中させる時期です
       決算報告資料作成とかあるでしょうから、上期と下期との
    間に頑張ってもしかたない期間もあるでしょう?
    それが45日とすると、6月と12月はもの凄く売る機関はいない安全期間
    ですか。  今年はイギリスの国民投票があるから例外ですかね

     孫さんはガンガン売って2兆円を現金で手にしたそうですね

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