2015/07/29 06:05 | 昨日の出来事から | コメント(1)
消費者信頼感指数は+0.6%
昨日、民間のANZ-Roy Morganが発表した先週の消費者信頼感指数は、先々週が4.6%上昇したのに続いて、先週は0.6%上昇しました。 これは、6月末から7月上旬にかけてのギリシャ デフォルト問題や、中国の株価急落が目先的には落ち着きを見せたことによって、消費者にとって安心感が広がっている事を示しています。
ANZ のチーフ エコノミストWarren Hogan氏は、「今回の数字は、消費者心理が落ち着きを取り戻しつつあることを示すもので、今後も特に懸念材料がなければ、このまま推移するのではないか」とコメントしています。
また、この日、2015年第2四半期のconsumer credit demand indexが発表され、前年同期比で+10.7%上昇しています。これは、引き続きRBAによる超低金利政策のおかげで消費者が旺盛な借り入れ姿勢を見せていることが窺えます。
更にAustralian Food and Grocery Councilが発表した 2015年第2四半期のretail index(小売売上指数)は前年同期比で+4.6%でした。 AFGC の会長 Gary Dawson氏は「RBAによる低金利政策と雇用が回復の兆しを見せているおかげで指数が堅調に推移していることに我々は勇気づけられる」とコメントしています。
ここにきて、RBAの超低金利政策と為替市場の豪ドル安のおかげで、豪経済に底打ち感が出始めているようです(唯一の懸念材料は、鉱山商品価格の回復が未だ見えてこないことです)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “消費者信頼感指数は+0.6%”
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資源は原住民のものですよ。 後から来た白人は
付加価値分だけ享受すべきです。 この原則を
大切にしないといけません。 ちょっと付加価値を
つければ、すぐ景気が回復するという恵まれた環境ですから
白人も働くことがマーケットから信頼されれば、
豪ドル高はまちがいないはずなのですが。