昨日、民間のThe Australian Industry Group/Housing Industry Association（全豪住宅産業協会）が発表した ３月の建築指数（Performance of Construction Index ）は前月比 6.2 ポイント上昇して５０．１ポイントとなりました。

Ai Group の公共政策のディレクターPeter Burn氏は「鉱山関連設備建築、公共投資（道路、橋などの建築）の低迷を、マンションを中心とした民間の住宅建築カバーする形で景況感の分かれまである５０ポイントまで回復している」とコメントしています。

また、この日、トニー　アボット首相のビジネス　アドバイザーであるMaurice Newman氏は「オーストラリアのシドニーとメルボルンの間を日本の高速鉄道（新幹線）を導入する時期が来ているのではないか」と提言しています。

この背景には、先日、JR東海から招待されて時速６００ｋｍで走るリニア新幹線に試乗してこれに痛く感動し、「オーストラリアで最も移動量の多いシドニーとメルボルン間を現在のように車やバスで移動するのは時間の無駄であり、また非常に大きな機械損失となっている」と指摘し、「その一方で、この間の飛行機は世界で最も割高な運賃で運航されている」とコメントをして、新たな交通手段を導入することに強い意欲を見せました。

いつかオーストラリアでも日本の新幹線が走る日が来るかもしれません。