2014/10/31 14:34 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、10月の住宅価格は1.2%上昇
昨日、住宅調査会社RP DATAが発表した10月の豪の主要都市の住宅価格は前月比1.2%上昇しました。ちなみに9月はわずかに0.1%の価格上昇でした。
RP Data’s ナショナル リサーチ ディレクターTim Lawless氏は「シドニーやメルボルンなどの大都市を中心に1%以上住宅価格が上昇しているが、ここにきて上昇幅は2014年前半の頃の勢いに比べて緩やかなものになってきている」と指摘し、その一方で「豪の住宅市場は2015年にかけてもかなり堅調に推移するであろう」とコメントしています。
また、同じく民間のHIA(全豪住宅協会)が発表した2014年9月の一戸建て住宅販売は前月比フラット(変わらず)で下が、中古住宅は前月比2.3%下落しました。 その一方で、マンションなどの集合住宅販売は11%上昇し、 2014年第3四半期では前期比+8.7%と堅調に推移しています。
HIA のチーフ エコノミストHarley Dale氏は「マンションなどの集合住宅は2~3か月前の弱い数字から完全に復活してきている」とし、「2014~2015年にかけても堅調に推移するだろう」とこちらも強気のコメントをしています。 その一方で「高価な一戸建て中古住宅についてはやや陰りが出始めている」とも指摘しています。
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