2014/09/05 15:27 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の小売売上高は+0.4%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2014年7月の豪の小売売上高は、季節調整後で前月比+0.4%のAUD23.31bnでした。事前の市場関係者の予想も+0.4%でしたので、今回の数字は予想通りとなっています。
主な内訳としては、カフェやレストランなどの外食産業の売上が1.4%増加し、またデパートの売り上げが1.9%増加しています。
豪の小売売上は、連邦政府が緊縮財政と増税を打ち出した2014年5月に前月比-0.5%と大きく下落し、2013年12月以来の低い水準まで落ち込みましたが、その後は政府がこれらの政策修正を迫られたことから消費者心理が改善し、小売売上も回復基調を辿っています。
また、一昨日に民間のNAB(National Australia Bank)が発表した1~7月期の豪のインターネットを通じた小売売上高も前年同月比8.6%増加し、こちらも主にスーパーやデパートの売り上げが寄与しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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