2014/07/29 14:33 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第2四半期のビジネス信頼感は+10.4ポイントに下落
昨日、民間のCBA(Commonwealth Bank of Australia)が発表した2014年第2四半期の豪のビジネス信頼感は、その前の期の+14.3ポイントから+10.4ポイントに下落しました。
主な内訳としては、製造業が+22.5ポイントと高く、一方で、小売部門は僅かに+3.1ポイントでした。 鉱山部門は、3月期の+28ポイントから+11.6ポイントに下落しています。
また、地域別では、西オーストラリア州が前期の+28.5ポイントから+9,1ポイントに下落する一方で、シドニーのあるニュー サウス ウェルズ州は、前期の10.6ポイントから+14.5ポイントに上昇しています。
CBA の Michael Cant氏は
(1) 今回のリサーチでは中長企業を中心に、将来に対しては警戒感を持ちながらも楽観的であることが窺える。
(2) ビジネスの現状に対しては、これまでの数年間は厳しいものであったが、現在は好景気でもなければ、景気低迷しているわけでもないことを示している。
(3) 今回のデータからは、企業家は長期的には設備投資を増やしたい意向があることが窺えた。
(4) 消費者信頼感指数は、連邦政府の緊縮予算と増税の影響が重石になっているが、一方で企業家は、足元の収益の低迷を予想しながらも、中期的な観点からこれを捉えようとしている。
尚、このサーベイは、売上10百万ドル~100万ドルの企業429社を対象に5月29日から6月18日に行われたものです。
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