2014/07/17 15:09 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、6月の景気先行指数は-0.73%に悪化
昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した豪の6月の景気先行指数は、5月の-0.65%から-0.73%に悪化しました。
Westpac のチーフエコノミストの Bill Evans氏は
(1) 今回の数字から明らかにわかるように、近い将来において豪経済が直ちに大きく経済成長する可能性は低く、我々として来年8月頃までRBAは現在の政策金利を据え置くと考えている。
(2) 現実問題としては、今回の連邦政府の緊縮予算が消費者心理を急速に冷やし、これがどのくらいの期間に亘りその影響が残るかという事であり、我々としては年内はその影響が残ると考えている。
(3) 昨日発表された豪の7月のWestpac-MI consumer sentiment index(消費者センチメント)では確かに回復しているが、それでも水準そのものは低い状態のままである。
(4) 一方で、女性や所得の低い家計を中心に、今回の連邦政府による緊縮財政予算と増税は、明らかに彼らの消費に対して悪影響を与えている。
とコメントしています。
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One comment on “豪、6月の景気先行指数は-0.73%に悪化”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
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豪も良くなるでしょう。 あまり、月々であたふたしないほうが。
豪は文化は欧米、経済は中国という舵取りの基本政策のほうが重要そうですが。
中国人向けのリゾートとか工業区とか作っていったほうが発展しそうですが、
既に給与水準も高くて生活がしやすいようですから、積極的に中国誘致でさらに
収益をあげたい、”金持ちまっしぐら派”は少ないですか?
オーストラリアと中国経済の連関指数、遅効性とかのわかりやすいグラフありますか? 始まっている中国の内需シフトのオーソトラリアへの影響は今後はどの程度?