2014/04/18 14:21 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月期のビジネスコンディションは2ポイント上昇
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した2014年第1四半期のビジネスコンディションは、前期のマイナス2ポイントから2ポイント上昇してゼロポイントになり、18カ月ぶりにマイナスからゼロまで上昇してきました。 主な内訳としては、最も強い部門としては、サービスと輸送関連であり、一方で最も弱い部門としては、卸売部門であり、次に、面接と鉱山関連産業が続いています。
また、今後の見通しに関するビジネス信頼感は、前期の+8ポイントから+6ポイントに下落しましたが、こちらは引き続きプラス水準を維持しています。 主な内訳としては、雇用は緩やかに回復すると見ていますが、設備投資は引き続き慎重な姿勢を崩しておらず、今一つ力強さに欠けます。 将来のインフレに関しては、年率で+0.7%を見込んでおり、引き続き落ち着いた見通しとなっています。
NAB のチーフ エコノミストのAlan Oster氏は「ビジネス信頼感は、堅調ながらも前期は悪化している」としていますが、「これまでの低金利政策と、去年の比較的安定した豪ドル水準が、豪経済を下支えしている」と指摘しています。
また、この日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した3月の豪の新車販売台数は、季節調整後で2月に比べて0.3%減少して92,168台で、前年同月比では2.8%の減少となっています。
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