2014/01/22 15:25 | 昨日の出来事から | コメント(1)
今年は第1次世界大戦から1世紀
少し古くなりましたが、今年最初の英誌エコノミストに、今年(2014年)は第1次世界大戦(1914~1918年)から100周年にあたり、それに関する記事がありましたのでご紹介したいと思います。
私も含めて読者の多くの皆様は、今から100年前の新年(1914年1月)は、「第1次世界大戦を前にして、世界はさぞかし暗い新年であっただろう」と想像される事と思います。
ですが、英誌エコノミストによれば、当時は、
ヨーロッパの人々にとって1914年の新年は楽観的な希望にあふれていた。 当時の世界を見れば、一部に局地的な紛争はあったが、ヨーロッパ大陸は平和に包まれ、グローバリゼーションや新しいテクノロジーを謳歌していた。
当時の新しいテクノロジーと言えば、電話であり、蒸気機関や鉄道であり、これらが世界中に広がっていました。 その頃、世界の覇権を握っていたのは大英帝国であり、その首都に住む「ロンドンっ子:Londoner」の一人でもあり、あの有名な近代経済学の父John Maynard Keynes(:ジョン メナード ケインズ)は、当時の様子を「自分のベッドでお茶をすすりながら、世界中のありとあらゆるものを自分の家に届けるよう注文することが出来た」と記しています(現代版アマゾンのようなもの)。
また、 彼らのベッド サイドには、Norman Angellの書いた「Great Illusion: 偉大なる幻想」と題した本が置かれ、その内容は「ヨーロッパ経済は非常に融合されており、戦争の議論は不毛である」とし、戦争などあり得ないとするものであった。
しかし、それから1年もしないうちに、ヨーロッパでは世界中を巻き込む第1次世界戦争に突入し、その犠牲者は9百万にも上り、大戦後は1945年の第2次世界大戦が終了するまで世界中は悲惨な戦争と大殺戮の修羅場と化しました。
英誌エコノミストは、今年が第1次世界大戦開始100周年に当たり、我々はあの過去の教訓から学ぶべきことが2つあるしています。 まず、1つ目は、「潜在的な大きなリスクを事前に最小化すべきである」としています。 現在で言えば、例えば北朝鮮問題であり、中国と周辺国との領土問題が挙げられます。
。
そして、2つ目は、「世界をより安全にするために、各国はもっと積極的になるべきである」としています。 例えば、アメリカは、中東から撤退後はシリア問題には関わろうとしていないし、新興国(インド、インドネシア、ブラジル、それ以上に中国)を世界に取り込むことにあまり積極的ではありません。
そして、最後に英紙エコノミストは以下のように締めくくっています。
今、世界中の誰もが、現存するリスクや危機(人種問題、宗教問題、その国のリーダーの狂気、部族問題等)によって、1914年の第1次世界大戦のような大災害になるとは考えていない。 しかし、ちょっとした勝利が、次の大殺戮に結び付く可能性が常に存在するのである。 そうした事が起きる理由として広く考えられていることではあるが、これらは、本来的には咎められるべき自分勝手な自己満足によって引き起こされているのであり、 それこそが、100年前に起こった大戦争の教訓なのである。
そういえば、世界のあちこちに自分勝手な自己満足で行動している国家元首や政治家が、、、、
そして、私たちの身の回りにも、、、
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One comment on “今年は第1次世界大戦から1世紀”
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我々は・・
中石器時代から・・
軍隊・・持っていた・・
軍隊ある以上・・
戦争がある・・
原水爆を撃ちあい・・
石器時代に・・戻っても・・
すぐに・・軍隊・・持ち始められる・・歴史はあるわけだ・・・