2014/01/16 15:15 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、11月の個人ローンはプラス0.6%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2013年11月の個人ローンは前月比+0.6%でAUD7.925bnとなり、1年ぶりに2が月連続で個人ローンが増えました。 企業のローンも含めたローン全体残高の水準は、前年同月比+23.1%となり、2008年1月以来の高い伸び率となっています。
これによって、2013年1月~11月期の企業貸し出しは、前年比+30.2%となり、住宅ローンも18,8%と高い伸びを示しましたが、一方で、個人のローンはプラス7,3%と比較的緩やかな伸びに留まり、リース ローンに至っては3.2%の減少となっています。
Commsec のエコノミストSavanth Sebastian氏は
(1) 今回の水準によって、豪のローン残高は、2013年1~2月水準にまで回復してきた。また、時期尚早ながら、個人の借り入れが増加してきたことに今後の豪経済成長に勇気づけられるものがある。
(2) RBAはいずれ政策金利を引き下げるであろうが、今回の数字の発表によって足元のサイクルではその可能性はやや後退しつつある(2月の政策金利の引き下げの可能性はやや後退したか)。
とコメントしています。
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One comment on “豪、11月の個人ローンはプラス0.6%”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
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日本は、約束不履行の民主党政権が交代しそうというだけでアベノミクスがスタートしました。
という事は、オーストラリアの政権も約束不履行の誤魔化しで不人気という事ですから、交替の噂がでれば、日本と同じくクロコダイルミクスがスタートして、株が大上昇するかもしれませんね 読者が得するいいアイデアを考えてくださいね。