2014/01/10 15:03 | 昨日の出来事から | コメント(2)
今や、円通貨は福引の景品?!
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今や、円通貨は福引の景品?!
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おはようございます。
昨日、非常にショッキングな場面に出くわす機会がありましたのでご紹介したいと思います。
それは、銀座で新年会をした時のことです。 新年会が終わって会計をした処、レジでは福引券が大量に配られ、しかもその景品は、スクラッチを剥がして「あたり」と書いてあれば、その場で現金のつかみ取りが出来るというのです。
その場に居合わせた人たちは、俄然、色めき立ち、真剣に福引券のスクラッチを剥がしては一喜一憂しています。 私は、「現金のつかみ取りなんて、それは客寄せの為の謳い文句だけであって、当たりくじなんてどこにもないだろう」と高を括っていたのですが、何と2枚の当たりくじが出てきたのです!
早速、景品交換コーナーに行くと、そこには福引用のガラガラ ボックスが置いてあり、その横には、景品として、末吉には1円玉ばかりの入ったボックス、吉には1円と5円玉の入ったボックス、小吉には10円玉の入ったボックス、中吉には100円玉の入ったボックス、そして大吉には500円玉の入ったボックスがずらりと並んでいたのです。
こうした景品交換所光景を目の当たりにした私は、「そうか、通貨としての円はここまで価値がなくなったのか!」と愕然としたのでした。 つい最近までのあの長いデフレの時代には、現金の価値が高く、一方で物の価値が現金に比べて安かったので、福引の景品と言えば、参加賞がポケット ティッシュで、その次が箱ティッシュ、そして中吉でもせいぜい洗剤とか醤油と言ったような生活用品が主たる景品で、現金などあり得ない話でした。
処が、アベノミクスの影響で(あるいはそのおかげで?!)、 今や、物の価値が上がり、その一方で現金の価値が下がってしまったのか、ポケット ティッシュが1円玉のつかみ取りにとって代わり、箱ティッシュが1円と5円玉の混じったつかみ取りに取って代わってしまったのです。
こんな光景は、過去20年以上に亘って私は見たことがありませんでした。 と同時に、ここまで通貨としての円を過小評価しようとしている世相にある種の危険を感じざるを得ませんでした。
通貨としての「円」は売りです! と同時に、こうした今の世相は明らかに間違っています!
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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2 comments on “今や、円通貨は福引の景品?!”
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オーストラリアで、睡眠中の男性の耳の中にゴキブリが入り込み、病院で取り出してもらうまで激しい痛みに苦しむという出来事があった。
なんと、その大きさ2センチ
とりだそうとすると奥へ、水を注入するとさらに奥へ、油をさしてもさらに奥へ
医師がカンシでとりだせたのは、ゴキブリが疲れてへたばったからとか。
ご本人のその間の痛みも、気持ち悪さも想像されます。
日本と違って、そちらは、住宅価格もゴキブリも元気なようですから、寝るときはヘッドフォーンをつけて静かに寝ましょう
グッチの、”今週はブログさぼりました”に推薦のメッセージをグッチーコメントに書いたのですが、お題が更新されてしまって賛同者が出ません。
クロコダイルさんからもぜひ、地方活性化の経験を種に立候補を応援してあげてください。
グッチー自身がお題を、”都知事”に更新したところで、皆さん、良い候補がいないことは同意のようですが、グッチー候補を書かれる方がおりません。
資金は金持ちまっしぐらで変なところから借りないですものなら、斬新な候補ではないですかね。 ご本人からは言い出しにくいのでしょう。
ブロッグサボって準備してきたのかもしれないし、
クロコダイルさんからも、背中を押してあげてください