2013/12/05 14:53 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2013年第3四半期のGDPはプラス0.6%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の2013年第3四半期のGDPは季節調整後で前期比+0.6%(前年同期比プラス2.3%)となり、前年のGDP3.25%に比べて大きく失速しています。 事前の市場関係者の予想では+0.7%(前年同期比+2.5%)でしたので予想を下回った形になっています。
内訳として、家計支出が季節調整後で前期比0.4%増加し(前年同期比+1.8%)、住宅投資が前期比1.3%増加しています(前年同期比+14.6%)。 また、家計、企業、政府を含めた投資は前期比で0.2%減少し、前年同期比では1.2%低下しています。 最終需要は前期比+0.4%で前年同期比では+0.9%でした。
更に、注目の第3四半期のインフレ率は+0.7%で、第2四半期の0.5%に比べて若干上昇していますが、それでも前年同期比では+2.5%とRBAが中期的な目標値としている2~3%の中に納まっています。
発表後、政府のJoe Hockey財務長官は、「今回の数字は、職を求める人に仕事を供給できるほどいい数字はない。 また、この数字では政府が予想している税収が期待できず、今度、財政は更に悪化することは避けられない」とコメントしています。
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