2013/10/24 14:57 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第3四半期のCPIは+1.2%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2013年第3四半期の豪のCPIは、前期比でプラス1.2%となりました(前年同期比ではプラス2.2%)。 事前の市場関係者の予想はプラス0.8%(前年同期比+1.8%)でしたので予想を大きく上回った形になっています。
今回のCPIの数字が高かったことを受けて、11月5日に開催される予定のRBAの定例理事会では更なる政策金利の引き下げはなくなったとの見方が大勢を占め始めています。
ANZ のグローバル マーケットのヘッドRichard Yetsenga氏は
(1) CPIの発表後は買われたが、その後は中国当局が銀行貸し出しを更に厳格化する」との方針が発表され、今後の中国経済は更に冷え込むとの見方から、豪経済も失速懸念が出て豪ドルは売られた。
(2) また、豪ドルに関しては対米ドルで0.97ドル台をつけたことで目先的に達成感が出たところに中国の話が出て買いポジションの投げが出て、そこにストップ ロスの売りが更に相場を押し下げた。
とコメントしています。
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