2013/09/19 14:34 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA副総裁の講演から
昨日、RBA副総裁Malcolm Edey氏が講演をしました。その主な内容は以下の通りです。
(1) これまでRBAによる8度にわたる政策金利の引き下げによって、市場関係者の一部に、豪の住宅バブルが起こっているのではないかとの懸念が出ている。
(2) また、鉱山関連産業の景気後退によって豪経済の低迷を住宅関連産業だけでこれを下支えようとしていることに市場関係者の中に懸念の声が出ている。
(3) しかし、我々としては、現在の住宅関連産業の景気回復ぶりに対して、これを軽々しく「バブル」と表現することに対して慎重であるべきと考えている。
(4) また、市場関係者のこうした懸念は、あまりにも警戒的な考えであると我々は見ている。
(5) また、現在の低金利下では、当然のことながら住宅市場が、ある程度活況づいたとしても我々は驚かない。
とコメントし、現在の住宅市場の回復ぶりと現状を肯定する発言をしました。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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