2013/07/05 15:13 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、5月の住宅着工許可件数は1.1%の下落
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の5月の住宅着工許可件数は、4月に比べて1.1%下落しました。 事前の市場関係者の予想は-1%でしたのでほぼ予想の範囲内に収まった形になっています。 ちなみに4月の同数字はプラス9.5%でしたので、5月はその反動が出ると見られていましたので、5月の数字が悪かったからといって、市場はこれを特に材料視していません。
主な内訳としては、ビルの着工許可件数が前月に比べて3.2%減少し、投資住宅用に使われる集合住宅の着工許可件数は9,8%下落しました。 しかし、その一方で、個人住宅の着工許可件数はプラス2.5%と堅調に推移しています。
昨日もご紹介しましたが、RBA(オーストラリア準備銀行)は、鉱山関連産業の低迷が長引けば更に政策金利の引き下げを示唆しており、投資用の建築着工件数にはバラつきがあるものの個人住宅取得の為の住宅着工件数は、政策金利の低さに下支えされて比較的底堅く推移しそうです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。