2013/05/24 15:33 | 昨日の出来事から | コメント(1)
「バブルが弾けた!」と書いてある記事は、読むだけ無駄!
このコーナーでは、あまり相場については書かないようにしているのですが、さすがに昨日の日経平均の暴落は恐らく数年に一度の出来事なので書き記しておきたいと思います。
読者の皆様におかれましては、昨日の株式の暴落は如何だったでしょうか。
うまく立ち回ることが出来た方、あるいは残念ながらうまく立ち回ることが出来ずに損をした方と様々だったと思いますが、日経平均株価指数が1日で1000円以上も下げたのは、東日本大震災後の2011年3月15日以来のことであり、上昇相場で1000円以上も下落したのはITバブルが崩壊した2000年4月17日の1426円以来、13年振りのことです。
昨日のような暴落があると、早速、マスコミは「バブルが弾けた!」と、一面のトップ記事に書き立てますが、私に言わせれば、今回の2012年11月以来の8,000円台からの上昇相場はバブルでもなんでもないのです!
と言いますのも、そもそも「バブル」とは通常の相場水準から相場が急上昇して泡のように膨れ上がり、それが弾けてなくなることを示します。 ですが、今回のように、2006年の第1次安倍内閣の時には16.000円台で取引されていた日経平均株価が、2008年のリーマンショック、そして民主党による機能不全無能内閣(dysfunctional + incompetent government)、 更にその極め付けの1000年に一度とも言われている東日本大震災によって日本がそれこそ生き地獄を彷徨い続けた果てに、ここにきてようやく現世の入り口(16,000円手前)まで戻ったにすぎないのです(相場で下がったものが元に戻ることを「バブル」とは決して言わない!)。
そして、この延長線上で昨日の株価の暴落の意味合いを考えますと、「日本は地獄の淵からようやく現世の入り口まで戻って来たものの、昨日の暴落によって再びたたき落とされたという事は、本当の意味での日本の復活にはまだ課題が残っていることを昨日の暴落は示している」という事も出来ます。
また、そのように捉えてこそ、次の相場展開において何に注目すべきかが見えてくるのであって、ただ「バブルが弾けた!」と騒ぐだけのマスコミの記事を読むのでは、根本的なところで現状認識を間違えますし、そこから将来に対する次の相場の展開など到底わかる筈などありません(読むだけ無駄です!)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “「バブルが弾けた!」と書いてある記事は、読むだけ無駄!”
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防音個室だな・・・(笑)