2013/05/02 14:51 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、四月の住宅価格は下落
昨日、民間のRP Data researchが発表した4月の豪の住宅価格は、前年同月比0.5%下落しましましたが、パース(西オーストラリアの州都)は1年前に比べて2.5%下落し、ホバート(タズマニア州の州都)は3.1%も下落しています。
4月単月としては、南オーストラリアの州都アデレートが2.8%上昇し ダーウインで0.2%上昇した他は、その他の州都全てにおいて0.5%程度の下落となっています(シドニー-0.4%、メルボルン-0.5%、キャンベラ-0.6%、ブリスベン-0.7%等)。
RPDataのリサーチ ディレクターのTim Lawles氏は
(1) これまで回復基調にあった住宅価格が四半期ぶりに下落しているが、これは、住宅市場の回復を受けて、業者がこれまでの在庫整理のために割引販売して住宅を売ったために住宅価格が一時的に下落したものであり、これも回復過程における一つの現象である。
(2) その一方で、我々は、住宅市場が、今後、大きく急上昇するとも考えていない。特に、第1四半期は大きく上昇したので、第2四半期以降の豪の住宅市場は需要に見合った形で緩やかに拡大していくと考えている。
とコメントしています。
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