プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2013/01/25 06:17  | 昨日の出来事から |  コメント(1)

『えっ、この僕がシニア料金?!』の後日談


おはようございます。

先日、このコーナーで、『えっ、この僕がシニア料金?!』の記事を書いたところ、読者の方から、その後、「シニア料金宣告されたスキー場に対して、心境の変化はあったか?」とのお問い合わせがありましたでの、今日はその後日談をさせていただきたいと思います。

確かに、初めて自分がシニア料金の対象だ!と言われた時は正直、不愉快な思いをし、意地でも大人料金を払ってやろうかと思いました。ですが、よくよく考えてみればリフト代が1000円も割引になること、更には、そのスキー場も含めたグループ企業全てのスキー場において、今年から小学生以下はリフト代無料になると聞き、その企業のそれまでの殿様商売であった姿勢から顧客の目線に立った企業姿勢の転換に少なからず感心したのでした。

また、それまでは、どこに行っても値段表を見るときは大人料金だけを探すだけでしたが、それ以降は、値段表に対して少しは注意を払って目をやると、美術館や映画館等、至る所にシニア料金という文字があるわ、あるわ、JRに至っては、シニアとは謳っていませんが、50歳を過ぎれば休日の周遊割引運賃があるほどです(正気、そんな事があるとは知りませんでした。否、広告は見たことはありましたが、自分がそれに該当するとは思いもしなかったのです)。 要は、「今までの自分はそういう対象でない」と信じていた為に、実は、厳然と存在していたシニア料金と自分の年齢が結び付かずに完全に分離してしまっていたのです。

今回の出来事を通じて、「シニア(老い)」をあからさまに突き付けられた事はショックでしたが、時間の経過と伴にそれを自分の現実として受け入れ始めると心は落ち着き、その後は次第にシニア料金の有難味を感じ、加えて小学生以下は無料である事を幸いに、周りの子供を連れてはスキー場に例年以上に足を運んだのでした(結局、スキー場の思うツボ)。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

One comment on “『えっ、この僕がシニア料金?!』の後日談
  1. ペルドン より
    ウエルカム シニア・クラブ

    神様も・・
    タダでは・・シニアに・・してくれない・・
    よぉく・・
    観察しましょうねぇ・・自分自身を・・(笑)

    次の楽しみは・・
    オールド・クラブ・・
    入会したら・・
    是非・・感想を・・・!(笑)

ペルドン にコメントする コメントをキャンセル

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。