2013/01/17 06:15 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の消費者信頼感は殆ど上昇せず
昨日、民間のWestpac Banking and Melbourne Instituteが発表した12月の豪の消費者信頼度指数は、前月から僅かに0.6%上昇して100.60となりました。ちなみに12月は4.1%減少していました。
WestPacのチーフエコノミストBill Evans氏は「今日の数字は失望するものであった。というのも、2011年10月以降、RBAは175bpの政策金利を引き下げたが、消費者信頼度指数は、それ以来、僅かに3.5%しか回復していないからである。」とコメントしています。
また、 今回のサーベイでは、中国の景気の失速が豪の鉱山部門の低迷だけでなく、消費者の心理にも大きく影響を与えていると指摘しています。 というもの先週に発表された11月の小売売上は、これまで5回に亘り政策金利の引き下げられたにもかかわらず、予想に反してマイナス0.1%に留まったため、12月の個人消費も回復が期待できないからです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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