プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2012/12/04 06:14  | 昨日の出来事から |  コメント(1)

RBA, 今日にも利下げか?!


おはようございます。

昨日発表された豪の景気指標はどれも悪い数字ばかりとなり、市場関係者の間では「RBAは2013年2月の理事会を待たずに今日(12月4日)にも政策金利を引き下げるのではないか」との期待感が高まっています。

まず、昨日発表された10月個人消費は、前月に比べて1%の上昇となりましたが、これは7月の二酸化炭素税導入や家賃などの固定費の支出増加によりもので、飲食や娯楽などの支出は伸び悩み、 衣類や靴、ガーデニング用品は季節調整後で2%下落し、レストランなどの飲食関連も同1%下落しています。

また、これとは別に民間のANZグループが発表した11月の求人広告件数は、季節調整後で前月比3%と大幅に減少し、特に、非鉱業部門の求人の減少が際立ってきました。

HSBC Australia のチーフエコノミストPaul Bloxham氏は「(今日の一連の悪い数字を受けて)RBAは明日(12月4日)にも政策金利を0,25%引き下げる可能性が出てきた」とコメントしています。

CommSec のエコノミスト Savanth Sebastian氏も「個人部門は引き続き消費に対して保守的になっており、これまでの政策金利の引き下げでは個人消費を回復させることが出来ていない」とコメントしています。

更に、この日、オーストラリアの全ての企業収益が発表され、前期比マイナス3%のAUD61.7bnでした。特に鉱山関連企業の収益は前期比12%も下落しています。

前出のPaul Bloxham氏は「これらの数字を受けて、水曜日に発表される豪第3四半期のGDPは、マイナス成長にならないまでも非常に緩やかなプラスに留まることが予想され、こうした事からもRBAが現在の政策金利に固執する理由は殆どなくなっている」としています。

更に、この日に発表された11月の消費者物価は、前月比0.1%と僅かに減少し、前年同月比では+2.5%となり、引き続きインフレが落ち着いていることを示しています。

今日は、何はさておきRBA理事会の動向に注目です。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

One comment on “RBA, 今日にも利下げか?!
  1. あしゅ より
    さすが。

    豪中銀:政策金利3%に下げ、50年ぶり低水準-雇用に配慮
    政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を0.25ポイント引き下げて3%とすると発表。
    新日時: 2012/12/04 15:09 JST ブルームバーグ

    ・・・・・きっちりですね!

あしゅ にコメントする コメントをキャンセル

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。