2012/08/08 05:31 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA, 政策金利据え置き
昨日、RBAは定例の理事会で政策金利を3.5%に据え置くことを決定しました。
理事会後のGlenn StevensRBA総裁の声明の主な内容は以下の通りです。
(1) 豪のインフレは、ここ数か月に亘り、RBAが中期的目標と範囲の中で落ち着いており、その一方で、豪経済成長率は目標とする数値に近い状態にあることから、政策金利を据え置くことが適切であると判断した。ただし、7月から導入された二酸化炭素税の導入に伴う物価の影響を注視する必要がある。
(2) 、ヨーロッパ信用不安などの海外の不確実性も、足元は2~3か月前に比べると落ち着いてきている。
(3) 世界の経済成長は、ここ数か月において緩やかに減速して世界の商品価格も下落してきた。 これに伴って豪の(鉱山資源)を中心とした貿易も昨年でピークを打ったようである。
(4) 労働市場においては、一部の部門においては悪化しているが、総じて緩やかに拡大をし続けている。
(5) 住宅市場に関しては足元数か月においては比較的堅調に推移しており、景気を下支えしそうである。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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