2012/05/06 09:21 | 昨日の出来事から | コメント(1)
ウェブ セミナーのご案内507
平素はクロコダイル通信をご愛読いただき、ありがとうございます。
先週の日経平均ですが、9,300円台に売られ、ゴールデン ウィーク後半には円高を背景に更に売られてCMEの夜間取引では9,100円台まで値を下げています。
こうした背景には、円高の要因と、海外の投資家からみれば円高によって株価が下落しても為替差益が発生する銘柄には利益確定の売り物が出やすい事が更に日経平均を押し下げてしまっています。 しかし、こうした要因もさることながら、最近、私は「どうも円高だけでなく、『衰退する国』の株価は上がらない」と言った観点から日本株を見た方がいろんな点で分かりやすいのではないか」と考え始めています。
といいますのも、NYダウは5月1日に4年4か月ぶりの高値を更新するまで株価は上昇しているにもかかわらず、日本株は相変わらず2008年のリーマンショック時の水準を大きく下回ったままです。 読者の皆様もご存じのように、目先的には日経平均はNYダウの株価動向に非常に強い相関関係があると言われながらも、マクロ的にはアンダー パフォーム(Underperform)してしまうのは、「上昇相場では相関関係が緩やかにあり、下がる時にはしっかり下がる(あるいはそれ以上に下落する)パターンが繰り返えされた結果」と言えそうです。
では、今後の投資対象として、「『衰退していく国』の株価を投資するよりも、『繁栄していく国』の株に投資すべきではないか」といった命題が当然出てきます。 その対象としては新興国の株式市場がありますが、残念ながら、リサーチ力に劣る我々個人投機家には分かりづらく、大量の資金をつぎ込むにしては不確実な要因が多く、なかなか悩ましいところでもあります。
今回は、こうした事にも言及しながら、今週以降の相場展開についてお話しています。
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One comment on “ウェブ セミナーのご案内507”
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管理人様、
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なにか技術的な問題でしょうか?