今週号の英誌エコノミストに、昨日行われた民主党代表選挙を前に、各候補者について「Sixth time Lucky?：６度目の幸運？」と題した記事がありましたのでご紹介したいと思います。

英誌エコノミストのスタンスとしては、日本の２大政党政治の確立を目指す事と、影の将軍小沢元代表の政治手法に反対する立場から、前原前外務大臣を推している事が窺えます。　彼には外国人からの献金問題等がありますが、彼が総裁になれば、若い世代を代表する新鮮な総理になるだろうとし、　彼は増税の前に経済成長をより確実にする事を優先しています（エコノミスト誌に言わせれば正しい選択！）。　更に、２００６年の小泉首相辞任以来、前原氏は、小泉氏の偉業に最も近い存在であるとも言ってベタ褒めです。

その一方で、野田財務大臣に関してはカリスマ性がなく、しかも最近になって、突然、Ａ級戦犯の名誉回復（exoneration of the War criminal）に言及し、近隣諸国から危険視されています。　更に、彼は増税を最優先に掲げています（エコノミストに言わせればそれは間違った選択！）

そして、小沢鳩山両氏の推薦を受けた海江田経済担当大臣は、野党の攻撃に涙を流した以外、何もしていないとこきおろしています。

結果は、読者の皆様もご存じの通り、野田財務大臣が民主党代表に選ばれました、、、、、、、。

西洋では「６度目の幸運？」という（奇妙な？！）格言があるのかもしれませんが、東方の日出国には、そのような中途半端な格言はありません。　かの国には、もっと素晴らしい格言があります。　

それは、「七転び八起き」　　もしくは「七転八倒！」

さて、いずれと相成りましょうや？！