2010/02/01 00:12 | ペンタゴン チャート | コメント(1)
ペンタゴン チャート(米ドル/円)201
ドルは、新しいペンタゴン入りか
=======================================
ペンタゴン チャート
このペンタゴン チャートの基準は、2009年1月の87円台と2009年4月の102円台を基準に作成しました。
現在のペンタゴンはハーニに接するペンタゴンの中で推移しています。
ペンタゴン分析では、まず大事なことは、前のペンタゴンとどの角度(アングル)で接するかがとても重要になります(詳しくは、別途、機会を設けて御説明させていただきます)。 上図をご覧の通り、ハーニの線は、ほぼ垂直に立っており、現在のペンタゴンの基本アングルは中立です(横這い揉み合い)。
次に、このペンタゴンの外周の辺ハーホーヘートーニが重要になります。 値段がこの外周線で抑えられたり、支持されることが良く見られます。 上図のチャートでも2010年1月以降は、このペンタゴンの外周線ヘートに上値を押さえ込まれながら、下値を模索している様子がうかがえます。
そして、その次に重要な線は、このペンタゴンの5角形を結んだ線、ハーヘ、ハート、ホーニ、ホーヘ、そしてトーニの線です。これらの線沿って、上昇したり、下落したりすることが良くあります。 現在のペンタゴンの中では、ニートのやや右下がりの線が、現在の相場の緩やかな下降トレンドを良く示しています。
そして、最後に、補助的な線、上図の場合では、ニから3本、ホから3本、それぞれ引かれています。この線は、例えば、頂点ニから、対辺ヘートに対して、中点、そして、辺の0.382、および、0.618の点に向かって引かれています。 どうして、このような線を引くかと言えば、ペンタゴン チャートは、黄金分割で出来た図形だからです(詳しくは、別の機会でご説明します)。
尚、「2.ペンタゴン チャート分析からわかること」及び、「3.ペンタゴン チャート分析から予想できること」につきましては有料サイトにてご覧いただけます。
以上を踏まえて、ペンタゴン チャートからわかる現状を列挙します。
(1)ペンタゴンの基本アングルは、中立(大きくは揉み合い)。
(2)ペンタゴンの外周を見ますと、現在は、ペンタゴンの外周の辺ヘーホに上値を押さえられている。
(3)ペンタゴンの対角線から見ますと緩やかな右下がりの辺ニートに沿って、緩やかに下落している。
(4)ペンタゴンの補助線からは、特に重要な線は見当たりません。
3.ペンタゴン チャート分析から予想できること
2の分析を踏まえて、考えられることは、
(1)引き続き、ペンタゴンの外周線ヘートに沿って下落していく可能性がある。 この場合、値段の目標としては、2月下旬の85円台を狙う可能性がある。
(2)一方で、もう少し、細かく見ますと、先週あたりから、このヘートの右下がり線を上に抜けてきて次のペンタゴン(右上がりのアングル)に移行しつつある可能性が出てきています。この場合は、米ドルが円に対して上昇することを意味しています。
(3)以上から、今後の戦略としては、2月第1週―2週にかけて90円台を維持するようであれば、ドルは、一旦、円に対して上昇する時間帯がありそうです(しかも、中期的に)。
(4)一方で、90円台を維持できないようであれば、ドルは、2月下旬の85円台の下値を窺う可能性がありそうです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
One comment on “ペンタゴン チャート(米ドル/円)201”
西田龍一 にコメントする コメントをキャンセル
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
NY ダウとSP500のペンタゴンチャートも分析していただけますか?