2010/01/27 05:28 | 昨日の出来事から | コメント(1)
2009年、世界の金の産出ランキング
先週号の英経済雑誌エコノミストに2009年の国別金の産出ランキングが出ていましたので、ご紹介します。
コンサルタント会社GFMSによると、2009年は世界全体で前年比144トンも金の産出が増えました。 産出量第1位は中国で、2009年だけで320トン程産出し(前年比13%増加)、第2位のオーストラリアが220トン程度(前年比4%増加)ですので、中国は2位以下の約1.5倍近くも多く産出しています。 また中国は過去4年間に亘り、100トン以上も他国よりも多く産出する状態が続いています。 3位は南アフリカで同じく220トン程度ですが、前年比5%生産が減少しています(鉱山労働者のストライキが多発したため)。 ご存じの通り、南アフリカはかつて金の産出量は世界一でした。
4位はアメリカで210トン程度を産出し(前年比9%下落)、5位にはロシアが続いています(同じく210トン程度)。 その後には、ペルー、インドネシアと続き、8位にカナダの約100トンと続きます。
このランキングを見て、中国が如何に他国と比べて金の産出量が突出しているかがお分かりだと思います。
また、これら上位の金産出国の多くは、自国で金貨を鋳造しています。 ふと思ったのですが、そのうち、中国のパンダ金貨が世界で大量に流通する?!日がやってくるのでは、、、。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “2009年、世界の金の産出ランキング”
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白髪三千丈、
とまでは・・にしても、中国式表現には数字が含まれる・・
となると
金産出量も??をつけてもおかしくない。
中国が外国に金を売却しない限り、
死蔵するならば、言葉の錬金術、数字は黄金に変るのであります。
黄金の国ジパングがあるならば・・黄金に輝く中国が後釜に座れる。
世界一豊かな中国!!
これを植えつけたいのではありませんか??
世界に・・・