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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/15 06:26  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円115


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133円台から131円台に売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは132円台後半で寄り付き、東京時間は買われて上値を試しました。ロンドンの寄り付の時間帯にその日の高値133.65円を2度つけ(小さなダブルトップ)、その後はNY時間にかけて売られる展開となりました。 日付の替わる頃にその日の安値131.70円まで値を下げた後は揉み合い状態となり、現在は131円台後半で取引されています。  

2.マーケット分析

テクニカル分析: 長期の指標は薄い雲を挟んで乱高下しています(長期的に中立)。中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が130.89円にあって相場を下支えしています(目先的に強気)。価格的には132円台を挟んで乱高下を繰り返し、買い手と売り手が激しく対立しています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これはく12月中旬の127円台から始まった現在の相場は、1月上旬の134円台でサイクルの高値をつけたのではないかと考えています。この考えに従えば、相場は、今後1月の下旬にかけて下値模索することになります(目先の強弱を判断する線を切ってくればこれを確認)。

ボティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは10%台から反発してきました。 一方で、60日間のボラティリティは15%台で横這っています。 このことは、目先的に相場が新しいトレンドを形成する可能性を示唆しています(今回の場合はユーロ安か)。

3.今日の方針:

目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買い。

方針1:132.20円で買いました。 131円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:目先の強弱を判断する線を下回ってくるようであれば、早めの手仕舞を心がけます。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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