2010/07/09 05:51 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、6月の建設実績4カ月ぶりの低い水準
一昨日、 6月のオーストラリア建築全体の動向を表すThe Australian Industry Group/Housing Industry Association Performance of Construction Indexが、5月の数字から6.8ポイント低下し、初めて50ポイントを割って46.4ポイントになったと発表しました。 この水準は、今年の2月以来の低い水準で、一連の政策金利引き上げが建築業界にかなり影響を与えてきています。
内訳的には、戸建住宅、及びアパート(日本で言うところのマンション)建築が、非常に弱い一方で、エンジニアリング建築は、6月に入ってこれまでのマイナスからプラスに転じてきており、また、商業施設建築も引き続き堅調です。
市場関係者の間では、今後の建築発注状況は低下傾向にあり、暫くは建築業界の回復は見込めないとの見通しも出てき始めています。 AIGdirector of public policy のPeter Burn氏は、「戸建住宅建築およびマンション建築の弱さが、他の部門の好調さを帳消しにしてしまっている。」とコメントしています。 また、HIAのチーフ エコノミストのHarley Dale氏も、「去年の政府による景気刺激策がなくなった事や現在の高金利を勘案すると、今後は、住宅建築が相当落ち込みそうである。」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “豪、6月の建設実績4カ月ぶりの低い水準”
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ポアントで・・
小さな白鳥の踊りを・・
披露し続けるのは・・無理か・?・・・