2010/07/01 06:21 | 昨日の出来事から | コメント(1)
住宅販売価格上昇率は、大きく失速
昨日、民間のRP Data-Rismark capital cities home value indexが発表され、都市部の5月の住宅価格上昇率は4月に比べて0.6%の上昇に留まり、2010年初に比べて上昇幅は大幅に低下しました。一方で、5月の郊外の住宅価格上昇率は0.9%低下しています。
RP Data’s director of researchのTim Lawless氏は、
(1)今回の2カ月連続の一ケタ台の伸び率は、2009年以降10%台で伸びてきた住宅価格の基調が明らかに転換した事を示している。
(2)こうした数字の背景には、ここに来て在庫整理的な住宅販売入札が散見される事、住宅ローン申請件数の低下傾向、更には消費者信頼感が低下していることに裏付けされている。
(3)結果的にRBAの政策金利引き上げが功を奏した形になっているが、だからと言って、今後も住宅価格が継続的に低調になるわけではない。 何故ならは、国内の高い人口増加率と、毎年20万人の移民受け入れ政策によって、潜在的に住宅取得需要は引き続き高いからである。
短期金融市場では、RBAは7月のインフレ率を見るまでは現在の政策金利を維持するとの見方が大半です。それでも短期金利のフォワード金利は、年内に0.25%の政策金利引き上げを30%織り込んだ水準で取引されています。
また、これとは別に、昨日、RBAは5月のローン申請者数が4月に比べて0.7%増加したと発表し、引き続き住宅需要は総じて堅調に推移していることを示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “住宅販売価格上昇率は、大きく失速”
ぺルドン にコメントする コメントをキャンセル
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毎年20万人の移民受け入れ政策によって、潜在的に住宅取得需要は引き続き高いからである・・
スペインもそれで失敗した・・
移民に・・違法入国者を含め・・住宅を売りまくった・・
不景気になると
真っ先に彼等は解雇・・差し押さえの不動産で・・首が絞まった・・
豪州も前車の轍を踏むか・??・・・